値下げと概算利益
値下げすると、一件の利益はいくら減る?
この例では、価格を10%下げると、概算利益は45%減ります。割合の分母が違うためです。
架空の一件の比較です。変えるのは販売価格だけで、原価・料率・固定手数料・送料は固定しています。販売数量、成約率、事業全体の利益、適切な価格は判断できません。税や利用先固有の丸め・追加費用は含みません。
条件A 売価 3,000円
- 1. 原価1,500円
- 2. 率手数料300円
- 3. 固定手数料0円
- 4. 送料・梱包費600円
- 5. 概算利益600円
条件B 売価 2,700円
- 1. 原価1,500円
- 2. 率手数料270円
- 3. 固定手数料0円
- 4. 送料・梱包費600円
- 5. 概算利益330円
棒の長さは金額を表します。両条件とも同じ縮尺(全幅 3,000円)。割合の比較図ではありません。固定手数料0円は棒に幅を持ちません。
五つの条件と計算結果
架空の条件例です。条件Aを基準に、条件Bで一つだけ変えています。
| 項目 | 条件A | 条件B |
|---|---|---|
| 販売価格 | 3,000円 | 2,700円 |
| 仕入原価 | 1,500円 | 1,500円 |
| 販売手数料率 | 10% | 10% |
| 固定手数料 | 0円 | 0円 |
| 送料・梱包費 | 600円 | 600円 |
| 率手数料 | 300円 | 270円 |
| 概算利益 | +600円黒字 | +330円黒字 |
概算利益の差(B − A)は -270円。利益 = 販売価格 − 仕入原価 − 販売価格 × 販売手数料率 − 固定手数料 − 送料・梱包費です。途中では丸めていません。
10%と45%は、何を基準にした割合?
- 値下げ率
- 300円 ÷ 値下げ前の販売価格3,000円 × 100 = 10%
- 利益減少率
- 270円 ÷ 値下げ前の概算利益600円 × 100 = 45%
販売価格は300円下がりますが、率手数料も30円下がるので、概算利益の減少額は300 − 30 = 270円です。一方、値下げ前の概算利益600円を分母にすると、利益減少率は45%になります。この割合は上の条件に限ります。基準の概算利益が0円以下なら、通常の利益減少率として扱いません。
自分の条件を比較する
表の販売価格、仕入原価、販売手数料率、固定手数料、送料・梱包費を条件A・Bに手入力します。率手数料と概算利益は計算結果なので入力しません。例の値は自動入力されません。
一件あたりの概算です。消費税・所得税、在庫評価、返品、広告、ポイント、為替、marketplace固有の丸めや追加費用は含みません。実際の手数料と規約は利用先で確認してください。